ナトコが展開するサステナブルな製品を紹介するシリーズ「サステナトコ」。
今回は、その第4弾として、ナトコが開発したプラスチック成形用添加剤「赤外線透過添加剤」をご紹介します。
赤外線センサーは、私たちの生活の身近な場面で使われています。

上記のようなセンサーを利用する製品に対し、赤外線を透過しつつ、デザイン性を向上させたい。
そんな想いでプラスチック成形用添加剤を開発しました。
従来の方法では、染料による着色の為、色彩が薄くなりがちでしたが、ナトコは永年の塗料製造で培った顔料分散技術を活かし、有機顔料と無機顔料を使用し着色力を向上させています。
従来の赤外線透過材料は、「黒」が主流でした。
しかし、ナトコの赤外線透過添加剤は、「黒」だけでなく、今まで表現が難しいと考えられていた「白」や「メタリック」の着色を実現しました。

またナトコの「赤外線透過添加剤」を混練した成形体は「IR レーザー融着」が可能です。
近年、「IRレーザー融着技術」は、ねじや接着剤を使うことなく2つの部品を接合できることから、地球環境に優しい技術として注目を集めています。
ナトコの「赤外線透過添加剤」を使用することで、
いままで赤外線を透過せず「IRレーザー融着」が難しかった「黒」・「白」・「 メタリック」に加飾した成形体でも無着色品と同等の接合強度を得ることが可能です。

※詳細な製品情報については、ホームページの問合せフォームからお問い合わせください