ナトコが展開するサステナブル製品を紹介するシリーズ「サステナトコ」。
今回はその第6弾として、ナトコが開発した「プラスチック成形用添加剤ー表面改質剤」をご紹介します。
ご紹介する「表面改質剤」はプラスチック成形の際に、添加・混錬することでプラスチック成形品の表面極性を効果的に向上させる製品です。
ナトコ独自の「ポリマー材料技術」を応用した「表面改質剤」は、プラスチック表面に配向して効果を発揮します。


これにより、プラスチック成形品表面への塗料やインクの濡れ性・塗工性が向上します。
特に、ポリプロピレン(PP)などのプラスチック成形品の表面は、表面極性が低く、そのままでは塗料やインクがはじかれてしまいます。
そのため従来の塗工工程では、コロナ処理、プラズマ処理やフレーム処理といった前処理が必要でした。
しかし、プラスチックの成形時に「表面改質剤」を添加・混錬することで、表面極性を向上させ、塗料やインクの濡れ性も高めることができます。
塗工前の表面処理工程を削減する事で、大幅な工程の削減と、エネルギー消費量の低減が実現できます。
ナトコが開発した「表面改質剤」はポリプロピレン(PP)だけでなく、PMMA、ABS、PCなど、様々な極性の低いプラスチックにも応用可能です。
※詳細な製品情報については、ホームページの問合せフォームからお問い合わせください