なとこ・トピックス
あんナトコに使われています
FILE#003 LCD用スペーサー
「LCD用スペーサー」って何?
これは、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)に使われるパネル、いわゆる「画面」を支えるもののようです。
このコーナーでは、LCD用スペーサーが、どのような製品なのか、液晶パネルの構造などを交えながら紹介したいと思います。
●液晶のパネルとは
テレビやパソコン、携帯電話に至るまで、気づけば、ずいぶんたくさんの「液晶」画面が使われるようになりました。
でも、どうして、あんな薄い板で文字や画像を表示できるのか不思議ですね。
この液晶画面、少々専門的ですが、こんな構造になっているようです。
2枚のパネルに挟まれた部分に「液晶」というものが並んでいるのですが、液晶は電圧をかけると、その並び方を変える性質があるもののようです。
そこで、電圧をかけたりかけなかったりすることで、その向きを変え、2枚のパネルを通る光を遮ったり通したりする事が出来るようになります。
簡単に言えば「小さなシャッター」でしょう。それが、液晶の原理という訳です。
驚くべきは、その細かさで、画面を構成する光の点、それは赤、緑、青の3色で1つの点になりますが、それら1色ずつが、上図のような小さなシャッターを持っています。
このような細かな部品の中に、LCDスペーサーは使われています。
●LCDスペーサーの役割は?
液晶パネルがとても細かな部品から成っている事は分かりました。
単に「2枚のパネルに挟まれた部分」というものが、相当狭い隙間であることも分かります。
液晶ディスプレイはその2枚のパネル(ガラスやプラスチック)の間に液晶を閉じ込めてありますが、きれいな画面を作るためにはこの液晶の入る部分の厚みを一定にしなければなりません。
もちろん、液晶ディスプレイの画面サイズが大きくなると、板がたわんで間隔を一定にすることが難しくなります。
この間隔を一定に保つためにLCDスペーサーが使われているのです。
●ナトコLCDスペーサーの特徴は?
LCDスペーサーに求められるは、次の機能です。
- 細かい粒子である事
- 大きさや形がバラバラではなく均一である事
- 強度がある事
当然の事ながら、狭い2枚のパネルの間で、その間隔を一定に保たなければなりませんので、粒が細かい上に、その大きさが均一である事が求められます。
さて、こちらは、ナトコLCDスペーサーの顕微鏡写真です。
「μm」(マイクロメートル)は、昔でいう「ミクロン」ですが、1μmは「0.001ミリ」になります。
もはや、肉眼で見ることは出来ないような小さな粒子ですが、顕微鏡写真ではしっかりと粒の揃ったスペーサーの姿が窺えます。
また、ちょっと押しただけで潰れてしまっては、高価な液晶パネルも台無しになりますので、相応の強度も必要となります。
ナトコLCDスペーサーは、これらの要求を満たした上に、独自の表面処理技術によって液晶の質を高めており、また「光抜け」と呼ばれる現象も抑えているため、より「黒い」画面を得る事が出来ます。
さらに、2枚の板でスペーサーが動いたりずれたりして液晶を壊してしまわないよう、しっかりとパネルの上下に結合する性能を持っています。
このように、ナトコLCDスペーサーは、単なるスペーサーに留まらず、使用された液晶画面が、より高画質・高品質なものに仕上がるよう設計されています。