なとこ・トピックス
あんナトコに使われています
FILE#001 自己治癒塗料
ナトコの「ポリマーアロイ技術」から生まれた自己治癒塗料。
塗られた物に付いた傷を修復し、新品の状態を長く保つ魅力的な特長を持っています。
このコーナーでは、自己治癒塗料が、どのような製品なのか、その特長と共に紹介したいと思います。
●意外と多い細かな擦り傷
携帯電話や電子手帳、ノートパソコンなど、身の回りに増えた電子小物。
でも、気がついたら傷だらけ…。
ポケットやカバンに出し入れしているうち、知らず知らずのうちに傷が付いてしまい、ガッカリという事も多々あります。
また、表面だけではなく、液晶画面の傷付きなども気になるところ。
携帯電話を買ったら、まずは保護シートを、という方も少なくないでしょう。
他に、家具や家電など、擦り傷や打痕傷などの脅威は常に身の回りに存在します。
そんな傷付きやすい日常品の表面コートとして、自己治癒塗料の使い道は、まさに星の数ほどあると言っても過言ではありません。
●自己治癒塗料の驚くべき性能
付いた傷が消える自己治癒塗料。
開発担当の方から「表面をガリガリと傷つけても、傷が消えるんですよ」と言われても、半信半疑でした。
自己治癒塗料が塗られた金属板を差し出し、「傷付けてみて下さい」と言われても、ついつい躊躇してしまい、力を加減してしまった事はナイショですが、そんな心配は無用とばかりに、彼は手にした「ワイヤーブラシ」でゴシゴシゴシ…
そして、見ている私は、目をゴシゴシゴシ…
ワイヤーブラシで擦った生々しい引っ掻き傷は、見ている目の前でどんどん消えてしまったのです…
ワイヤーブラシとは、ご存知の方はご存知、歯ブラシの親玉のような形状で、そのブラシ部分には金属製の「毛」がビッシリと植えられています。
本来、金属部品を磨くために使うためのものですから、プラスチックの仲間のような塗料のお肌には刺激が強すぎて不似合いな道具です。
しかし、そんな塗料にとって「非常識な」道具で擦っても、目の前で傷が消えて、元のツルツルの表面に戻ってしまうという「非常識な」出会いがありました。
●高い機能を簡単に
自己治癒塗料は、傷付きにくいだけでなく、平滑な表面を形成する特長を持っています。
加えて、多くの素材に塗る事が出来る設計となっているため、様々な製品に、この機能を「後から付加」する事も可能です。
この事は、製品を作るメーカーにしてみれば、大幅な設備の変更をすることなく新たな機能を追加できるメリットがありますし、それら製品を使う消費者にしてみれば、今まで通りの外観を保ったまま、より高機能を享受できるというメリットがあります。
今まで諦めていた「擦り傷」を、なかった事に出来る自己治癒塗料は、単に美観を守るだけでなく、1つの道具を長く使い続けられるという、エコロジカルな側面も持っています。
しかし、自己治癒塗料にも限界があります。
残念ながら、強烈にガツン!とぶつけてしまって塗膜が欠けてしまうような傷は修復できません。
そして、大切な道具が傷付いてしまったという、心の傷も癒せません。ごめんなさい。